こんにちは、デザイナー兼イラストレーターのUTAです。

まずは、画像をご覧ください。

皆さんならどちらに入りますか?

って、「騙したな〜」と言いたくなりますよね😅 半分くらいの方は誤認して、半分くらいの方は一瞬判断を躊躇ったと思います。こう言った効果を干渉効果といいます。デザインを考える上で断固回避しなくてはならない効果でもあります。

デザインは固定概念や本質を裏切ってはいけない

まだ気づいていない方は画像をもう一度よくご覧ください。青い方が女性で、赤い方が男性です😁 こんな紛らわしいトイレがあったら大変なことになってしまいますよね。女性が間違えるならともかく、男性が間違えたら、、、、 ちょっとした事故になりかねません。

この紛らわしい現象を干渉効果といいます。

✅干渉効果=思考の遅れや誤解を発生させること

干渉効果がなぜデザインに関係があるかというと、みんなが思う共通のイメージがあるのであれば、それを裏切るようなデザインをなるべく避けるのがデザイナー的思考だからです。

今回の画像では極端な例ではございますが、特にピクトグラムデザインとなると、なおのこと干渉効果は断固回避しなくてはいけません。

では、一般的なWEBデザインではどうでしょうか?

それっぽいデザインを心がける

例を上げてご説明いたします。まずは下の画像をご覧ください。

架空の保育園のHPをデザインしてみました。いかがでしょうか? 保育園らしい雰囲気が全く無く、保育園と言われても入園を躊躇ってしまいそうですよね😅 なので、それらしくデザインを修正してみたのが下の画像です。

いかがでしょうか? 最初のデザインに比べると和らぎ、保育園、もしくは子供向けな雰囲気になりましたね😊 子供向けのデザインに対してダークな色合いやシャープな印象は全く相反するものです。最初のデザインでは干渉効果が発生し、HPを訪れた方へ不安や誤解を与えてしまうのです。

これらの例はいずれも極端な例ではありますが、デザイナーである以上、干渉効果を配慮したデザインを提案することが一番となります。

イラギュラーなデザインを求められることも

とはいえ、クライアントも人間なので「好み」というものがあります。先ほどの例でいうと、

「保育園だけど、シャープでダークなデザインがいい❗️」

という要望をしてくる方もゼロではありません😅 そういった場合は、以下の方策をとりましょう。

✅A案=ベーシックなデザイン、B案=チャレンジングデザイン

以上のように2案提出してみましょう。A案は干渉効果を配慮したベーシックなデザインで、B案は干渉効果を気にせずにデザインしたもの。

B案に関しては、あえて逆のイメージにするのではなく、今までの固定概念に囚われないデザインを提案するということです。クライアントの要望をそのまま鵜呑みにすると、ただの捨て案になるだけなので気をつけましょう👍 

私の経験則ですが、余裕があれば3案提出することがベストです。3案目はAとBの間くらいのデザインですね😁

>> まとめ

デザイナーとして必要なことは「平均的なデザイン」をしっかりと抑えておくことです。そうすることでベーシックなデザインを提案することができ、干渉効果が発生することもありません。

ちなみに「平均的なデザイン」の基準になるのが干渉効果なんです。

✅干渉効果を避け続け、消去法で残ったイメージが「平均的なデザイン」ということになります。

例えば、子供関連のデザインに「黒ベースはおかしい」「スタイリッシュな印象も避けよう」などなど、テーマとはかけ離れてしまうイメージを上げていきましょう。そうすると必然的に方向性が絞れてきます。

と、ここまで説明したんですが、干渉効果を気にしすぎても良いデザインになるわけではありません。あくまで判断基準の一つとして覚えておきましょうね😊