こんにちは、デザイナー兼イラストレーターのUTAです。近年の夏って暑すぎですよね。私が子供の頃はもう少し涼しかったような気がしたんですけどね。その証拠に、ってほどでもないですけど、16歳になるまでクーラーなしの家に住んでいました。

ところで、今日は心に余裕がない時に自己啓発本をオススメしない、というお話です。

親になって思うこと

私は7年前、長男が生まれた時に、「自分の人生や自分の将来は自分で好きなように決めなさい」って言えない人生を送っているな、と思ってしまったのです。だからって独立することが全てではないんですけどね。子供達が「本当の人生を手に入れることってなんだろう」って思い悩んだ時に「私自身がお手本になれたらいいな」と考えたんです。子供の親なら一度はそう思うものですよね。

私自身、望み通りの人生を歩んでいるかと言うと、そうではありません。半分は望み通りのデザイナーでありクリエティブな仕事につけたことで叶っているのですが、残りの半分はデザイナーとして自立し名を馳せ、さらにクリエイティブな仕事へシフトすること。大きな会社で守られながら生きてきてしまった自分に独立は高嶺の花であり、大河の向こうにある対岸でした。もちろん、独立せずともデザイナーとして有名になることもあると思いますし、それならば私は満足いく人生だったと思います。ですが、はっきり言ってしまうと働いていた職場全体にデザインの理解が足りていませんでした。もちろん、自分の実力不足もあったと思います。

悶々とする日々

そんなこんなで、自分の気持ちをごまかしながら、何年も自問自答し続けました。「この定期券が終わる頃に退職を切り出そう、、、、」って、情けないことに何回も見送ってしまいました。そんな辛い時期だからこそ、地元の大きな本屋へ逃げ込んで、自己啓発本で現実逃避をする日々でした。あの頃の自己啓発本は私のとって精神安定剤のようなものでした。本田健さん、斉藤ひとりさん、などなど、、、。ただ、自己啓発本を全て否定はいたしません。本に対して読む姿勢が良くないと言うことです。自己研鑽というよりも、前述の通り現実逃避でした。そうやって気持ちの余裕が無い状態で読んでも自己成長はありません。

こうして、自分の気持ちを塞ぎながら、時間だけが過ぎていきました。本を何冊買ったんだろうと思い、少し計算したら200冊を超えておりました、、、 そんなに読んだものだがら、1冊1冊がどんな内容だったかもあまり印象になく、どの本が良かったかとかも覚えておりません。ただただ、その時の気持ちをなだめるだけに流し読みをしていただけです。

はっきり言います。私と同じような読み方をしている方は、間違いなく自己啓発本を読んでも意味がありません。ただのその場しのぎです。それであれば、お酒を飲みながら友人に愚痴をこぼしたり相談してください(荒れない程度に)。その方がよほど心と体に良いと思います。

>> まとめ

最後に、フォローをさせてください。自己啓発本は心に余裕がある時に読むと、ちゃんと自己研鑽に繋がると思います。素晴らしい本がいくつもあったような気がしますし、流し読みでもそれなりに私の人格形成を補助してくれていたんだな、と、会社を離れた今だからこそ思えます。それから、そうやって乱暴に読んでしまった本やその著者へ、罪悪感を感じており、今更ながら辛い時期を支えてもらい、感謝しております。

なので、自己啓発本を読んでも構わないのですが、自分の置かれている現状を無理やりポジティブ変換することよりも、一番大切なのは自分の素直な気持ちを見つけることです。その気持ちに従うことが本当の意味で「自分の人生を歩む」ということなんだと実感しております。

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