こんにちはデザイナー兼イラストレーターのUTAと申します。
まずは、私自身のご紹介です。グラフィックデザイナー歴17年になるベテランデザイナーが本業。そのお仕事で、ちょっとしたイラストが必要になることが多く、「イラストレーターに頼むほどではないし、出来合い物を買う予算もないしなぁ、、、」っていう場面がしばしば、、、 なので、元々イラストが得意だったこともあり、ちょくちょく自分でイラストを描いていたのです。そうしていくうちにイラストを描くことが好きになり、好きが高じて油絵の教室に4年間通い、現在にいたります😅
とういうわけで、今回はプロのイラストレーターとして、私がiPad Proをどのように使っているかをご紹介したいと思います。
✅ iPad Proのスペック
✅ アプリケーション
✅ 必要なアクセサリー
以上の順番で解説したいと思います。
コンテンツ
現在使っているiPad Proのスペック

まずは、私自身が使っているiPad Proのスペックをご紹介します。
- iPad Pro 9.7インチ(2016)
- 128GB
- Wi-Fiのみ
- 第一世代 Apple Pencil
- Smart Keyboard
と、ダメだった頃のApple Pencilです😅 で、使用用途ですが、
✅ イラスト(趣味、仕事)を描く
✅ YouTubeを見る
これだけです😅 インターネットや他の用途ではiPadを全く使用しません。なぜかと言うと、それ用にMacBook ProとMacBookを別途所有しているからです👍
ようするに、ただのApple信者なんですけどね😁
iPad Proお勧めスペック2020(イラストがメインの場合の理想スペック)
と、私の話は置いておいて、、、 私と同じようにイラストが描けてYouTubeが見れればいいと言う方は、以下のスペックをお勧めいたします。
- iPad Pro 12.9インチ
- 256GB
- Wi-Fiのみ
- 第二世代 Apple Pencil
私が次に買い直すとしたら、上記のようなスペックにいたします。
まずは、12.9インチで画面を広く使いたいですよね。アプリケーションによっては、パレットを広げるだけで画面の面積を奪われてしまいます。11インチでは少し手狭になってしまうため、後々のことを考えたら12.9インチが断然おすすめです。
ストレージに関しては256GBでも多いくらいかもしれません。イラスト以外のデータ(写真・動画・音楽)を保存する予定がない場合は128GBでもOKです。もしくはお使いのスマホと同じような容量で充分です。
そして、SIMカードが使えるセルラーが必要かどうかですが、正直、データ通信料などが発生してしまうためおすすめできません。外出先でもスタバなどへ行けば、フリーWi-Fiがございますので、必要以上にデータ通信の契約をするのは避けましょう。どうしても必要な時は、お使いのスマホでデザリンクを利用しましょう。
iPad Proで動画編集もしたい場合のスペック
使用用途は個々人さまざまだと思うので、スペックに大きく影響のある利用方法をリストにあげたいと思います。
✅ 動画編集
✅ 3D制作アプリケーション
以上の2つは現在のiPad Proでも厳しいところ、、、。なので、イラスト以外にも動画や3Dをお考えならば、iPad Proの最高スペックを推奨いたします、、、 と言いたいところですが、最高スペックと言ってもCPUを変更することができない上にグラボなし、そして17万円(税抜き)と高額になってしまうため、個人的には、Windowsで自作PC(セット売りのやつ)を購入して、ペンタブを買った方が遥かにおすすめです😅 ゲームも出来ますしね。
iPad Proで使うイラスト用アプリケーション

続いて、アプリケーションをご紹介したいと思います。
- プロクリエイト(Procreate)
- クリップスタジオ(CLIP STUDIO)
事実上、上記の2択と言っても過言ではありません。ちなみにAdobeの選択肢もあるのですが、高額のアプリケーションなので今回は省かせていただきます。
と言うわけで、2つの特徴を簡単にまとめました。
✅ プロクリエイト(Procreate)
- 1,220円(買切り)
- 初心者からプロまで幅広く扱える
- UIがスッキリしているので画面を広く使える
- アニメーション対応
- タイムラプス動画を録画できる
❌ デメリット
- 画像の大きさによってレイヤーの制限がある
- 複雑なレイヤー操作は向かない
- コマ割りの漫画には向かない
✅ クリップスタジオ(CLIP STUDIO)
- 月額 480円(Pro版)
- 漫画家やデジタル絵師など、本格的なプロ仕様アプリケーション
- ブラシのバリエーションが豊富で、細かくカスタマイズ可能
- 操作パレットを並べることができ、作業効率化が可能
- 無料のテクスチャーをダウンロードできる
❌ デメリット
- 操作パレットを配置するため9.7インチや11インチのiPad Proでは狭く感じる
- ワープの挙動がもたつく
- できることが多い分、操作がとっつきにくい
という感じです。個人的には、ひとまず買切りのプロクリエイトでApple Pencilの扱いに慣れることをおすすめいたします。ですが、最初から漫画を描きたい方はクリップスタジオ一択です。

必要なiPad Proアクセサリ
アクセサリで必要なものは以下の通りです。
✅ Smart Folio
以上です😅 このケースが1つあれば、動画閲覧用に立てることができ、イラストを描く際は下の画像のようにちょうど良い角度をつけることができます。
Apple Pencil第一世代だと、収納する場所がないので、必然的に一緒にまとめるケースも必要になるのですが、第二世代であればマグネットで吸着しておけるので、まとめるケースは必要ありません、、、うらやましい!

ちなみに、キーボード付きのケースもあるのですが、前述の通り、使用用途がイラストとYouTubeだけならキーボードはほぼ使いません、、、 私はキーボード付きの純正ケースを持っているのですが、キーボードの使用頻度は極端に低いです💧
ペーパーライクフィルムは必要なのか?
最後になりましたが、ペーパーライクフィルムが必要かどうかです。
第二世代のApple Pencilはペン先の滑りが改良されており、第一世代より圧倒的に描きやすいくなっております。滑りすぎず、引っ掛かりすぎず、とにかく絶妙です。なので、フィルムを貼らなくても充分描きやすいです👍
もちろんペーパーライクがお好みの方はフィルムを貼っても問題ございません。画面保護もできますしね。
ちなみに私は、第一世代のApple Pencilなので、ペーパーライクフィルム必須です😅 フィルムがないと滑り過ぎて、線画ヨロヨロしてしまい安定しません。
>> まとめ
私自身、プロのイラストレーターとしてiPad Proを使用しているのでが、思いの外、ノーマルスペックにノーマルアクセサリで充分です。他にいろいろサードパーティで発売されていますが、あとはご自身のお好みになるのではないかと思います。
総評すると、iPad ProとApple Pencilは液タブと言われるジャンルの中では最高峰だと思っております。特にApple Pencilのレスポンスの良さを知ってしまうと他のペンタブに行きづらくなりますよね。私もApple Pencilが発売された当初に店頭で体験してそのまま衝動買いしてしまいました💸
とはいえ、ペンタブもペンタブで利点があるので、下記の記事を参考に読んでみてください。
【関連記事】【コスパ最強】1万円のペンタブ「DECO 03」導入!【感想】
\|/
【本日ご紹介のiPad Proセット】