今回は、私自身が独立、または会社を辞めて後悔したことをお話ししたいと思います。

これから独立しよう、もしくは、将来的に独立を考えている方は、独立自体に不安を感じているのではないでしょうか? もちろん、独立経験者の方は別ですけどね😅

  • 独立後の運用資金や生活費の不安
  • 独立後の仕事獲得の不安
  • 税金や社会保障の不安
  • 漠然と感じる不安

などなど、独立に不安はつきものですが、正直なところ、単身者であれば300万円ほどの貯蓄があればそれらの不安から解消されます👍 しかも独立してしまうと、不安に思っていたことが、大した不安ではないことに気づいてしまいます😅

で、問題は、会社を辞めてから後悔することがあるということです。私の主観ではありますがいくつか後悔したことをご紹介いたします。

【会社を辞めて後悔したこと】

  • 社内で積極的に事業を起こしておけばよかった
  • もっと仕事の方向性をメンバーと話し合えばよかった
  • もう少しブログやYouTubeを頑張ってから辞めればよかった
  • 整ったオフィス環境を失った

などなどです。

社内で積極的に事業を起こしておけばよかった

特に後悔したのが、「社内で積極的に事業を起こしていなかった」こと。なぜかというと、独立すると否が応でも、自分という人間を素材に自分なりのビジネスを模索しないといけないからです。もちろん、デザイナーという職業がベースではありますが、ただ闇雲に売り込みをかけても仕事につながりにくく、自分のブランディングをある程度意識しながらでないと仕事につながりにくいのが現実です。

なので、独立したからこそ思えることかもしれませんが、社員のうちに自営業のようなマインドで働いていたら、独立後の初動でもう少し無駄を無くせたかもしれない、、、 と思ったりしております。

「もっと仕事の方向性をメンバーと話し合えばよかった」

続いて、「もっと仕事の方向性をメンバーと話し合えばよかった」こと。有名なバンドの解散理由のようですが、一般的な職場でもよくある話だと私は思っております。原因は単純で、腹を割って話し合う場がなかったことです。腹を割ると言っても、文句や愚痴をこぼすだけでなく、それぞれが思う人生観や未来像、不満に対しての代替案などを共有しておけばよかったと感じました。もちろんそれらを知ったからって全てが良い方向へいくわけではありませんが、皆んながお互いを少しずつ知るだけでも大きな意味があるんだろうなぁ、、、 と、今では思っております。

「もう少しブログやYouTubeを頑張ってから辞めればよかった

そして、「もう少しブログやYouTubeを頑張ってから辞めればよかった」こと。経験者ならばご理解いただけると思うのですが、WEB関連の事業はイメージとは違って、検索エンジンからの流入が増えるまでに相当時間がかかります。SEO対策でよく言われている通り1年くらいは見ておかないと厳しいところ、、、 私は、ブログもYouTubeも本格的に始めたのが独立をしてから。会社員時代は比較的時間に余裕があったので、少しずつでも進めておけばよかったと後悔しています😅

整ったオフィス環境を失った

最後に、整ったオフィス環境を失ったこと。デスク、オフィスチェア、セキュリティ管理された高性能PC、27インチモニター、キンキン冷える業務用のクーラー、Adobe、モリサワフォント、A3が出力できる複合機、、、、 当然ですが、会社を辞めるとこれらを全て失います😭 なので個人的に、会社の恩恵を一番感じたところでもありました。ランニングコストを気にせずに、全ての環境が整っているは最強です。

「良くも悪くも人間関係を失う」

そして、番外編ですが、「良くも悪くも人間関係を失う」こと。会社員の方は「悪くも」にピンとこないと思いますが、独立して一人になってみると、そりの合わない同僚も、人間関係の一部なんだと気づかされます。理不尽な上司がいるから横のつながりが強くなったり、不器用な人がいるからチームワークでカバーしたり、仲の悪い同期がいるから負けないように頑張ったり、、、などなど、毎日顔を合わせていると感覚が麻痺してしまいますが、楽しく過ごせるのも、理不尽な思いをするのも、相手がいないことには成り立ちませんからね。とはいえ、ストレスが溜まる相手が多すぎるのは問題ですけどね😅

後悔先に立たず、と言われますが、まさにその通りで一度辞めたら元に戻すことはできません。なので、これから独立を考えている方は、しっかりと会社員というアドバンテージを活かし切ってから独立することをお勧めいたします✋ もちろん、病気など止むを得ない理由があった場合は別ですけどね。

というわけで、ここまで言っておいてなんですが、正直なところ、とっとと辞めずにずるずると会社員でいたことを後悔しているデザイナーでした。