
今回のテーマはデザイナーの将来やら生き方やら。
まずはデザイナーの人生はどのようなものかを主観でざっくりリストアップしてみました。
- インハウスデザイナー
- フリーランスデザイナー
- デザイン事務所運営
- デザイン職を活かしてビジネス展開
こんなところでしょうか。昨今はAIの台頭によりデザイナー業も取って代わられるのではないかと議論されがちですが、今の所はその心配はなさそうです。というのも、chatGPTに直接デザイナーの将来について聞いてみたところ、AIがデザイン業をこなせるのは遠い未来だそうですw
では、これからについての話をするにあたり、chatGPTの言うことが正しければ、まだまだ人間のデザイナーの需要はあるようなのでww、昨今なにかとデザイナー界隈で問題提起されているグラウドソーシングとの関わりについてから紐解いていきたいと思います。
クラウドソーシングによる価値の変動
クラウドソーシングといったら「ココナラ」「クラウドワークス」「ランサーズ」などなど、いくつかサイトが存在しております。誰でも簡単にデザイナーとして参戦できるので、クオリティーに関してはピンキリなんですけどね😅 そして、これらのサイト間で争奪戦となるのが、発注者と手練れデザイナー。特にここ数年は手練れデザイナー離れが深刻なようで、各社とも囲い込みの対策を講じております。
- 依頼内容に対して参考価格をサイト側が提示する(低価格防止)
- サイト内システムの向上
- より高度なスキルを持ったデザイナー専門のサイトを作り、そちらへ手練れデザイナー誘因し、高単価の案件をマッチングする
上記以外にも対策はされているようですが、僕が調べたり感じたりした範囲での見解となります。このように、クラウドソーシングサイトも質の向上や価格の見直しについては前向きではあるものの、価格が上がると発注者が減っていくものなので、どうしても「クラウドソーシング=低価格」から脱出できていないのが現状なのです。
デザイナーという夢のない職業
その流れからか、僕のようなクラウドソーシングではない形でデザイナーをしていると、どうしても、クラウドソーシングの値段感でご相談を受けることも、、、、 例えばA4チラシ両面デザインで8,000円と相談されたことがあったのですが、正直、食べていけません😅 ロゴデザイン10,000円も泣きそうになります。
このように、デザイナー的に一番懸念していることがクラウドソーシングによる値崩れ。それに伴い、デザイナーとしての生き方、もしくは身の振り方を見直す機会が多くなったような気が、、、、
長年デザイナーとして生きてきた僕としては、今の時代のデザイナーさんは苦労が多いので、デザイナーという職業はおすすめできないのが現実。僕みたいに、運良くいいお客さんに巡り会えるのであれば別ですが。
デザイン+α
と、嘆いていても仕方がないので、切り替えて、デザイナーだからできることにフォーカスすることがこれからの時代には必要だと感じております。
- デザインの技術を駆使して自社製品を作る(他社に依存しすぎないため)
- SNSでファンを作りアートよりのデザイナーとして売り出す(自身のブランド化)
僕自身のお話をすると、実は前者の自社製品を作ることを目標に、ひそひそと動いている真っ最中。で、何を作っているかと言うと、趣味を生かしてボードゲームを作っております。そして後者である自身のブランド化についてもコツコツと動いており、instaにてイラストアカウントを運用し、じわじわと登録者数を増やしております。
デザイナーも多様性の時代
ここまでご紹介した見解などはあくまでも個人の主観によるものですが、これからの時代は、一つの職を基軸に多様性にとんだ働き方が当たり前の時代になると思われます。なので、デザイナーに執着せずに柔軟な考えで自分の幅を広げていくと将来の保険になるのかもしれません。
ちなみに僕の場合は「デザイナー兼イラストレーター兼ボードゲームクリエイター」という肩書きとなり、自営業だからこそ、色々な側面を持って、ニッチな部分で輝ける人材になりたいと日々奮闘しております。
というわけで、誠に勝手ながら、「皆んなもそうなろうよ!」っていう押し付け話でしたww ここまで読んでいただきありがとうございました🙇