
こんにちは、デザイナー兼イラストレーターのUTAです。
本日はデザイナーらしく、私が日頃手にとって見ているデザイン書をご紹介したいと思います。
コンテンツ
デザイン書の名著5選
なるほどデザイン
こちらは初心者向けのデザイン本だと思うのですが、デザイン歴が長い私も参考になりました。むしろ、デザインに小慣れてきたデザイナーにおすすめ。とても分かりやすい解説なので、デザインをある程度分かっているからこそ、いろいろの気づきを得ることができる良書ではないかと思います。もちろん、デザイン未経験者が読んでも参考になります。
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ノンデザイナーズ・デザインブック
名著といったらこの本は外せません。デザインの基本が書かれた教本。私はある程度デザイン慣れした頃に読んだのですが、駆け出しの頃に読めばよかったと後悔した覚えがあります。そしてなにより、デザインの4原則のパイオニアー。その4原則を知るだけでもデザイン力が向上するのは間違いありません。まずはこの本を読んで、デザインを理屈で知り理解を深めましょう。
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けっきょく、よはく。
最近、彗星の如く現れた名著。表題の通りですが、余白の扱い方をしっかりと解説してくれる良書。デザイン慣れしたころに読むと、より理解が深まります。もちろん、余白のことだけではなく、それに伴ったデザインの解説もあるので、この1冊でデザイン哲学を幅広く学べるのではないでしょうか。私は昨年購入して読んだのですが、「分かる、分かる!」っと言う感じでとても参考になりました。というより、「やっぱりそうだよね」という確認にもなって自信にも繋がります。
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支持されるWebデザイン事例集
「そうそうこう言うのが欲しかったんだよ〜」って思ってしまうほど、痒いところに手が届く隠れた名著。before、afterの2択クイズ形式で、afterがどのくらい改善されたのかを「改善率」という数字とともに解説されているところが魅力的。どのようなデザインの改善で、閲覧者がどれだけ目的に沿ったアクションをしてくれるかどうかが分かるのは、とても勉強になります。基本的にwebデザインですが、どんなレイアウトデザインにも相通ずるものがあるので、デザイナーであれば一度は読んでおきたいですね。
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デザイン、新・100の法則
こちらはデザインセオリーの不朽の名作です。私はこの本を読んでデザインの奥深さを学びました。デザインにはいろいろなセオリーがあり、それらを取り込むことで、本質的なデザインを生み出せるのではないでしょうか。この本で知ったセオリーが今でも役に立っているのは、セオリーが本物である証拠です。中にはデザインとは関係ないと思うようなことまで書かれていますが、デザインは「人を相手にしている」ことが前提です。デザインに触れた人が、どれだけ自然に扱うことができるか、もしくは明確に理解できるかがデザインの大きな役割なんだと知ることができます。
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>> まとめ
いかがでしたでしょうか。特に駆け出しデザイナーはアウトプットも大切ですが情報も命。どれだけデザインの基本を知っているか、もしくは、セオリーを知っているかが大きな差をうみます。さらに、知識をインプットした上で良い手本を見ることも大切で、良し悪しがしっかりと判断できる目をやしない、良いデザイン技術が身につきます。
中堅以上の方々には、新たな気づきだったり、安心材料につながる内容が多いので、一見の価値はあるのではないでしょうか。
以上、ベテラン、中堅、初心者、関係なくおすすめしたい名著5選でした。