こんにちは、デザイナー兼イラストレーターのUTAです。

今回はグラフィックデザイナーとDTPデザイナーとWEBデザイナーの違いについてご説明したいと思います。

皆さんは明確に違いをご説明できますか? おそらく、グラフィックデザイナーの線引きが曖昧なのではないでしょうか?

では、まずはグラフィックデザイナーからご説明いたしましょう。

グラフィックデザイナーとは

主な仕事は以下の通りです。

✅ビジュアルデザインをする
✅コンセプトデザインを作成する
✅装丁作家
✅キャラクターデザイン

などなど、主に、見た目のデザインに特化したデザイナーです。

一番分かりやすい装丁作家で例をあげてみます。装丁とは、書籍の表紙のデザインと、扉や中身の文章のフォーマットデザインまで行います。そこまでが、グラフィックデザインの範疇。そして、そこから実際の原稿を流し込んで文字校正などをし印刷するためのデータ作りをするのがDTPの領域となるわけです。今では、それらを全て行うデザイナーがいるので線引きが曖昧になっていますが、実際「デザイン」「DTP」は別の工程なのです。

1️⃣グラフィックデザイナーがデザインを作成する
2️⃣そのデザインデータを引継ぎ、印刷用のデータを作成する(DTP)
3️⃣印刷工程

以上のような順番が印刷物の工程になります。ですが、現在は印刷業界全体が衰退しているため、グラフィックデザインにお金をかけることができず、DTPオペレーターがデザインを担当してしまうケースが主流となりつつあります。なので、実際はグラフィックデザイナー兼DTPオペレーターというのがほとんどです。

DTPデザイナー

前述の通り、

✅グラフィックデザイナー兼DTPオペレーター

のことをDTPデザイナーと言います。かっこいい言い方をすると、印刷物デザインのプロフェッショナルです😊 

DTPデザイナーはWEBデザイナーと比べ華はないですが、専門性が高く、簡単になれるものではありません。印刷業界でそれなりに経験を積まないと難しい職業です。ですが、印刷業界の低迷により、割りの悪い職業となってしまいました。平均年収でいったら400万円行くかどうかです。専門性が高いのに年収が低いので、DTPデザイナーを目指す若者が激減しているのが現状です。

ちなみにDTPとは、

Desktop publishing(デスクトップパブリッシング)

を略してDTPとしております。で、日本語に直訳すると、

✅卓上出版

となります。日本語で言われてもピンとこないと思いますが、PCが普及していない時代は、デザインをフィルムに焼き付ける作業がありました😅 説明すると長くなるので割愛しますが、「製版」と言われる工程で、それはもう大変な作業でした💦(経験あり)

その製版工程をすっ飛ばして、PCから直接、版(印刷の原盤)を焼き付けることができたり、印刷できたりするのがDTP(卓上出版)なのです。

でも、何度も言いますが年収が低いです😓

WEBデザイナー

WEBデザイナーも大きく言えばグラフィックデザイナーと本質は一緒です。

✅WEBページのビジュアルデザイン

を作成するのがWEBデザイナーです。ですが、ここで疑問なのが、ゴーディングはどの領域なのかということです。これもDTPと同じで、コーディングはそれを専門とした「コーダー」という職業がございます。なぜかと言うと、コーディングの言語は多岐に及び、専門性が高いからです。

とはいえ、WEBデザイナーもある程度コーディングができないと、WEBプログラミングに適応したデザインをすることができません。

✅HTML、CSS

最低限、上記の2つのプログラミングができることが前提です。なので、簡単なHPであればWEBデザイナーが直接コーディングをしてしまうことが多いのです。

ちなみにWEBデザイナーは敷居が低く、独学でなれてしまいます。もちろん、本人の努力しだいですが… 最近ではDTPデザイナーの方がデザインノウハウを活かしてWEBの仕事も請け負うことが多いようです。

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>> まとめ

グラフィックデザイナー、DTPデザイナー、WEBデザイナーとご紹介しましたが、皆さんお気づきの通り、最近のデザイナーさんは全てできて当たり前な雰囲気になりつつあります😅 私の場合もそうですが、WEBデザインもついでにお願いされることが時折ありました。それだけ、世間一般的には「デザイン」という大きなくくりで見られているのだなぁと感じました。

これからデザイナーを目指す方、または今現在デザイナーの方は、新しいスキルを取り入れ時代に合ったデザイナーにならなくてはなりません。これからはどのような時代が到来するかが分かりませんが、少なくとも動画編集の時代も到来してきております。ただ、どんなジャンルでも、どんな時代でも、

デザインセオリーは普遍的です。

なので、デザイナーである以上、デザインの本質的な部分であるデザインセオリーはしっかり学びましょう。逆にそれさえしっかりしていれば、どんなジャンルにも通用します。

最後まで読んでいただきありがとうございました。